oops! operation
今月はじめ、親戚の法事で妹と一緒に高野山に行ってきました。
例年なら紅葉真っ盛りの時期だそうですが、今年は秋の初めの暑さのせいか、一週間から十日ほど紅葉が遅いそうです。
この法事が終われば、多分もう高野山に来る事は無いだろう…
そう思うと、ほんの少しの紅葉にも感慨深いものがありました。
一緒に行った妹は、この翌日に左上腕部のしこり?腫瘍?を取る手術を受けました。
そのしこりは数年前からあって、どんどん大きくなっているわけでも、痛みがあるわけでも無いけれど、健康診断で行った病院でお医者さんと話しているうちに双方気になりだして、この際切除手術を!と言うことになったそうです。
手術の話を聞いた時にまず頭に浮かんだのが、
"oops! operation"という、国立がんセンターでの肉腫セミナーで聞いた言葉です。
肉腫(サルコーマ)は診断が難しく、発見が遅くなったり、単なるしこり・おできとして(悪い意味で)適当な初期治療を受けてしまったり。
これらは全て予後の悪さにつながるそうです。
(悪い意味で)適当な手術が、"oops! operation"。
うっかり手術、やっちまった手術といった感じでしょうか?
セミナーでは、「肉腫かな?」と思ったらすぐに肉腫の治療実績のある専門病院に!と言っていましたが、しこりの中で肉腫はごくごく少数。しこりに気づいた人が全員がんセンターに来たら、がんセンターはすぐにパンクしてしまう😵
最初に行った病院で、"oops! operation"では無い、適切な手術をしてくれるよう願うばかりです。
妹も、「姉が横紋筋肉腫で悪性度も高く、広範切除手術のあとで術後補助化学療法も受けた」と医師に告げて、「悪性腫瘍の可能性もなくは無いよ」「手術するなら、ちゃんと全部取りきれよ」と、プレッシャー(?)をかけたそうです。
もちろん、軟部肉腫に遺伝性があるとはされていませんよ。ただ、たまたま身近な肉腫の人がいたし、その可能性も忘れないでね😉のアピールです。
手術の時の医師の印象としては、「良性に違いない」
正確には、病理検査の結果待ち。
良性でありますように💕