抗がん剤治療のインターバルを勘違いしていました
術後補助化学療法の3クール目の日程を決める話し合いの際、私が抗がん剤治療のインターバルを勘違いしていた事に気付きました。
病理検査の結果が出て、悪性度が高かったために抗がん剤治療を提案されました。その時抗がん剤治療について、次のように説明されたと記憶しています。
●通院ではなく、入院。
●「アドリアシン3日、イホマイド5日」
●事前の検査、抗がん剤投与後の保護観察?を含めて、「入院期間は2週間」
●次に抗がん剤治療までの間隔は「3週間」
「」内が、病理検査の結果を書いた紙の裏に、主治医が書いたメモで、その他は私の記憶部分です。
これを聞いて、私は抗がん剤治療のインターバルは、「2週間+3週間=5週間」と解釈しました。
つまり、ある月曜日に入院したとすると、次の入院は5週後の月曜日が標準だと…
昨年2月に母が、4月に父が亡くなっているので、私の抗がん剤治療期間は、一周忌関連の行事に重なっていました。(両方とも、喪主は私)
まずお寺に行って、両親の一周忌法要をして、それから母方の親戚と母の一周忌食事会、その次に父方の親戚と父の一周忌食事会。
(私が解釈した5週間のインターバルをあけた上で)法事優先で抗がん剤治療の2クール目を終え、3クール目の日程を相談時に、私が一方的に○月○日に入院したい!と提案しました。
すると、主治医がポツンと、
「医学的には、前回の抗がん剤投与から3週間経てば、抗がん剤投与は可能なんだけれどね」
え〜、それ早く言ってよ!
でも、もう親戚にも食事会の連絡しちゃったし、レストランの予約もしちゃったから、今更スケジュールを変えられない😅
治療としての抗がん剤投与ではなく、あくまでも術後補助化学療法としての抗がん剤投与なので、インターバルはそんなに厳密に守らなくてもオーケーと言ってはくれましたが…
多分、医学的に3週間のインターバルが一番有効というデータがあるのでしょう。
ただ、結果的に約5週間のインターバルをあけたおかげで、2クール目も、3クール目も、入院時には血液検査の結果も体重も体調も完全に回復して始められました✌️
前回のブログに書いた様に、予め抗がん剤投与量は減量されていたし、私の誤解によりこうしてインターバルも標準の倍近くあけてしまいました。
医学的に最も有効とされている補助化学療法からは外れてしまいましたが、そのおかげで、気分的にも体調的にも"楽"に抗がん剤治療を完遂できました。
どちらが良かったかは、今後次第。
というか、標準の量とインターバルで補助化学療法を受けた私と、減量してインターバルめ長くあけた私と、そんな2人の私を比べるなんて出来ません。だから、無事に抗がん剤治療を完遂できた、今の私を良しとするしかないですね。
医師は充分理解している、医師として自明の事を診察の短い時間に説明するので、どうしても省略して説明しがち。患者は患者で、自分に都合よく理解しがち。
患者としては、少しでも分かりにくい事はすぐその場で聞いて、医師に書いてもらうか、(許可を得て)録音しておく方が良いですね。
今回の様な誤解を繰り返さない様に、次からは全部書いてもらおう!